2011年07月29日10:00 【トピックス】
LRV-H工法が日本コンクリート工学会賞の技術賞を受賞
虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業で採用するLRV-H工法が、2011年日本コンクリート工学会賞の技術賞を受賞したと、7月27日に大林組は発表した。
高層鉄筋コンクリート造建築物の新たな設計・施工法として工学上の価値が高く、コンクリート技術の発展に寄与することが大きいとの評価を受けた。
LRV-H工法の概要
LRV-H工法は、鉄筋差し込みとモルタル充填(じゅうてん)により、梁と柱のプレキャスト部材の接合部を一体化し、鉄筋コンクリート造建物を建設するプレキャスト化工法。
(1)工事現場での作業を大幅に削減
(2)タイル打ち込みなどの仕上げ作業もすべて工場で完了
(3)高度な品質管理と厳しいチェックを経た工場製作部材の使用
により、高品質・工期短縮・コスト削減を実現できる。
LRV・LRV-H工法はスクライム・スクライム-H工法(三井住友建設)との工法統一を行い、両社共同にて特許を保有・出願している。
関連リンク
株式会社 大林組 http://www.obayashi.co.jp/