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大船渡、震災遺構の時計塔を撤去 

岩手日報によれば、大船渡市は同市大船渡町の茶茶丸パーク時計塔を一時撤去した。

東日本大震災の震災遺構として保存する時計塔は、高さ4メートル、横最大2・5メートルで重さは3トン近くある。

土地区画整理事業の盛り土工事に伴うこの撤去では、時計塔を破損しないよう角材で保護し、2時間近くかけてクレーンで慎重につり上げた。

復興まちづくりとの兼ね合いや、費用面から保存を断念したが、4月下旬にも同市大船渡町の加茂公園に仮設置し、本設置場所は今後検討する。

時計の時刻は、津波が到達したとみられる午後3時25分で止まったままで、菓子会社の旧本社などが震災遺構として保存が要望されていた。

撤去する様子を、車から眺める運転手の姿も見られた。

参照記事

岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150329_3

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