2015年02月19日10:00 【トピックス】
森林総研など熱帯雨林調査で高い樹木ほど光合成に有利
産経ニュースによれば、森林総合研究所(つくば市松の里)などで結成したチームは、熱帯雨林の光合成能力を大規模に調査し、雨が豊富な熱帯雨林では、高い樹木ほど光合成の能力が増していることを発表し、将来の気候変動が、熱帯雨林に及ぼす影響を推測するのに役立つ成果になったという。
多様な樹木が生えるマレーシアの国立公園に設置された高さ85メートルの研究用クレーンを利用した研究チームは平成17~19年に森林が空に面した部分から地表近くまで、樹木の葉が二酸化炭素(CO2)を吸収する速度を測定し、高い樹木ほどCO2の吸収が早く、光合成の効率が高いことがわかった。
参照記事
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/150218/rgn1502180050-n1.html