2015年01月15日10:00 【トピックス】
東亜建設、バイブロハンマー工法で傾きをリアルタイム計測できる管理システムを開発
日刊工業新聞によれば、上部に起振装置を取り付けた鋼管杭をクレーンでつるして高周波振動により鋼管杭を打ち込んでいくバイブロハンマー工法がある。
東亜建設工業は、同工法で、鉛直度(傾き)をリアルタイム計測できる管理システムを開発した。
同工法には、打設角を制御する機能がないため、これまで、鉛直度の管理は施工を止めて測量機で計測したり、杭に傾斜計をあてて確認したりするのが一般的だったが、同管理システムでは、杭の周囲4カ所に耐振動性・防水型センサーを使った計測器を設置し、計測値の差から鉛直度を換算し、リアルタイムに計測でき、水中打設にも対応する。