2014年04月17日10:00 【トピックス】
姿消す苫小牧西港の荷役クレーン
![](http://www.kousyo-sagyo-car.com/wp/wp-content/uploads/2014/04/8269062-the-construction-crane-on-sunset1.jpg)
苫小牧民報によれば、苫小牧港・西港東埠頭(ふとう)に設置され、約30年間に287万個のコンテナを積み下ろし、苫小牧港発展の一翼を担った貿易の象徴「ガントリークレーン2号機」が輸出先のミャンマーに向けて搬出された。
1985年、西港勇払埠頭に新設後、14年前に今の場所に移った「ガントリークレーン2号機」はキリンのような形をした高さ70メートル、総重量700トンの大型コンテナ荷役機械。
昨年12月、管理組合が東京の重機取り扱い業者に一般競争入札の末、150万円で販売したため、市民が市街地から眺められるガントリークレーンが無くなることになった。
固定作業を終えて11日午後6時ごろ出港予定で、港湾関係者からも「寂しくなる」「本当によく働いてくれた」などの声が上がっている。