2014年04月08日10:00 【トピックス】
白山車両所に北陸新幹線新型車両
富山新聞によれば、神戸市の川崎重工業兵庫工場で、JR西日本の北陸新幹線向け新型車両「W7系」の車体がクレーンで持ち上げられ搬出が始まった。
沿線の空などをイメージした青や銅色がデザインされた「W7系」の車体は、神戸港で貨物船に積み込まれた後、瀬戸内海から関門海峡を通って今月中旬、金沢港に到着し、陸送で白山総合車両所へ運び込まれる。
「W7系」の車両は、1両の長さが約25メートル、幅3・38メートル、高さ3・65メートル、台車を除いた重量は約30トンで1編成12両で、10編成が全国の3工場で製造されている。
車両に空調機器などを取り付ける艤装(ぎそう)工場も公開され、年内に製造を終える予定である。