2014年03月25日10:00 【トピックス】
北陸電力、国見岳風車事故で発電機など回収
福井新聞によれば、火災による風車落下事故を起こした福井市奥平町の国見岳風力発電所2号機のナセルと羽根の軸のハブを、北陸電力が大型クレーンと高所作業車を使い回収した。
ナセルは発電機などが入っている箱形部分であり、ナセルの分析などを通じ、できるだけ早く火災に至った詳細な状況を明らかにしたいとしている。
回収は事故原因調査の一環で、北電は火災による風車落下事故を起こした国見岳風力発電所2号機は、1号機も含め同発電所を4月1日付予定で廃止する届け出を経済産業省に提出している。
北電福井支店は「廃止とは関係なく、当初の予定通り原因究明の調査を進めたい」とコメントした。
高さ49メートルの支柱頂部にある重さ24・5トンのナセルと4トンのハブを支柱から取り外した。
その後、クレーンで地上に下ろして社有地に運んだ。
関連リンク
福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/49355.html