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シフゾウ、広島へ婿入り

朝日新聞によれば、熊本市動植物園で、シフゾウのアスカが「婿入り」のため、動植物園のスタッフが約20人がかりで搬出作業を行い広島市の安佐動物公園へ旅立った。

シフゾウの小屋の出入り口に設置した300キロの搬送用のコンテナに警戒したアスカはなかなか入りたがらなかったが、飼育員が15分ほどかけて誘導し、ようやくコンテナに入り、クレーンでトラックに乗せられ、無事出発した。

シフゾウは野生ではすでに絶滅したシカ科の動物で、角は鹿、頭は馬、ひづめは牛、体はロバに似ており、日本では熊本で6頭、東京で4頭、広島で1頭が飼育されている。
飼育担当は「アスカにけがもなく搬出できてホッとした。少し寂しいけど、元気な赤ちゃんを期待しています」とコメントした。

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朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG1W4S71G1WTLVB001.html

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