2014年01月14日10:00 【トピックス】
建設、外国人雇用に積極的に
SankeiBizによれば、技能労働者が高齢化し、建設現場に入ってくる若者の減少にも歯止めがかからず、東京五輪開催に伴う施設工事が本格化するのを前に、建設業界に変化が起きている。
ゼネコンや下請けの建設業者の多くはこれまで、外国人の雇用に消極的だったが、施工能力不足を解決しようと、外国人受け入れにいち早くかじを切った建設会社もある。
最近は建設現場の人手不足が深刻になり、技能実習の本来の目的である専門技術を外国人に担わせる会社も増えている。
ベトナムからの実習生を受け入れている建設会社は倍率3~4倍の試験で選ばれた合格者に2012年から現地で職業訓練校を開いており、高所作業、鉄筋、型枠の3職種を日本の熟練工が実地で指導している。
準大手ゼネコン幹部は「実習生を雇い入れたいと希望する業者が急増している」とコメントしている。
関連リンク
SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140108/ecd1401080500000-n1.htm