2013年10月11日10:01 【トピックス】
四国電力、伊方原発事故想定訓練実施
中日新聞によれば、四国電力は地震の発生で、伊方原発3号機が稼働中に停止し、全電源喪失のうえ冷却水が漏れる事故が起きたと想定し、国の新規制基準を踏まえて新設した装備を使った訓練を全所員の半数の約150人が参加し実施した。
原子力規制庁職員10人も立ちあい開催されたこの訓練では伊予灘を震源とする地震が発生したと放送されると、災害対策本部が置かれる緊急時対策所に所員約50人が参集。
屋外では海とつながる施設内の穴に中型ポンプ車のクレーンで直方体のポンプを下ろし、約150メートル離れた3号機までホースでつないで原子炉を海水で冷やす訓練を実施。