2013年06月19日10:00 【トピックス】
平和の礎、新たに刻銘板を設置
NHKによれば、沖縄県糸満市にある戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」に、新たに沖縄県出身者46人、県外出身者16人の合わせて62人の名前が刻まれた刻銘板が傷がつかないよう、慎重に小型のクレーンを使って土台にはめ込まれた。
この作業は沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を前に行われ、ことしは広島と長崎で被爆した沖縄県出身者の遺族からの申請が多かったということで、最も少なかった去年より26人多くなっている。
沖縄県平和・男女共同参画課の天願妙班長は「追加刻銘の件で遺族の方と話をしていると、68年たっても沖縄の戦争の跡が残っていると感じる。遺族も高齢化が進んでおり、戦争を思い出したくないと刻銘をためらっている遺族の人たちにも刻銘を呼びかけていきたい」とコメントした。
関連リンク
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130617/k10015352511000.html