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被爆建物取り壊し

中国新聞によれば、広島市南区のJR広島駅南口Bブロック市街地再開発事業で、大正期の1921年に建てられた被爆建物の旧住友銀行東松原支店の取り壊しが始まり、解体工事で重機が壁を砕くと、れんがが次々に崩れた。

原爆の爪痕を残す建物がまた一つ姿を消してしまうが、同ビルは爆心地から1・9キロで重厚なれんが造り、アーチ状の装飾が特徴で被爆に耐えた。

同ビルは銀行が支店を新築移転した59年から2009年までは衣料卸店の倉庫や呉服卸店として使われた。
再開発事業として1・4ヘクタールの約60棟を解体後、52階建て西棟、10階建て東棟を建設し16年3月の完成を目指す。

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中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303120017.html

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