2012年10月19日10:00 【トピックス】
「京橋OMビル」、満室で竣工
サーチナニュースによれば8階建ての中型オフィスビル「京橋OMビル」が満室で竣工した。
同ビルは森トラストが東京都中央区で建設し、仙台に保有する「仙台トラストタワー」で得た東日本大震災の教訓を生かしテナントニーズの強いBCP(事業継続計画)支援機能を強化した。
BCP支援機能について
非常用発電機容量を当初計画の2倍に引き上げてテナント専有部にも電力を供給する。
被災後でもオフィスフロアのトイレが使えるようになった。
高い省エネ性能と、実装済みの太陽光発電パネルによる創エネに加えて蓄電池による蓄エネ機能を採用。
環境省の実証事業に採択された先進エネルギー技術の検証する。
また「京橋トラストタワー」や、計画中の「虎ノ門パストラル跡地開発」事業などへ応用する予定。
森章社長のコメント
「被災後のテナントや避難者を守るためには非常用電力とトイレ用の排水機能が不可欠であり、こうしたオフィスインフラを長時間機能させるための
仕組みを太陽光発電や蓄電池を含めて確立したうえで、これからの開発に生かしたい」とコメント。
参照記事
サーチナニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1010&f=business_1010_191.shtml