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熊谷組は超大断面トンネル構築技術:「まがるーふ工法」を開発

株式会社熊谷組は、機動建設工業株式会社と共同で、分岐合流部などの超大断面トンネル構築技術として、新方式による曲線函体推進工法「まがるーふ工法」を開発した。

「まがるーふ工法」の特徴

①矩形鋼管の連続体による先行支保
鋼管は矩形とすることで、連続体の構築を容易にした。また、複数の鋼管を連結して、同時に推進することも可能だ。さらに、連続体が可能なことで地盤改良・止水に必要な薬液注入や凍結工法の数量減が図られ、工程・工費を軽減できる。

②地下水面下で施工可能な密閉構造
密閉型構造とするための隔壁を設けている。排泥は、泥水循環方式、泥濃方式などへの対応が可能。

③掘削機械は汎用機を利用
掘削機械は軟岩掘削で使われているツインヘッダーを用いた。リース可能な汎用機械を使うことで、機械の開発コストを抑えるとともに、複数台の同時施工による工程短縮を図る。

④優れた転用性
先端部をスイングさせ拡径掘削させることにより、内部から掘削機械を引抜き転用を可能にしている。

⑤推力伝達方式
先端牽引方式、元押し方式のどちらにも対応可能。

関連リンク

株式会社熊谷組
http://www.kumagaigumi.co.jp/press/2012/pr_120726_1.html

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