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大林組らは省エネとピークシフトを両立した空調システムの開発により「一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞」を受賞

株式会社大林組、JX日鉱日石エネルギー株式会社、学校法人中部大学は、省エネとピークシフト(電力負荷平準化)を両立した空調システムを開発し、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターが主催する「第14回電力負荷平準化機器・システム表彰」で「振興賞」を受賞した。

ピークシフトしながら省エネもできるシステム

ビルなどの大型建築物では、夜間電力で冷水や氷を作り、昼はその冷熱を使い電力使用量を抑制することで、ピークシフトが可能となる「蓄熱システム」を利用した空調が普及している。
今回の受賞は、JX日鉱日石エネルギーが開発した潜熱蓄熱材「エコジュール」を用いた「蓄熱システム」と、13℃~19℃程度の中温冷水が利用可能な空調を組み合わせることで、ピークシフトしながら省エネもできるシステムの開発が評価された。開発に当たっては、大林組が全体設計ならびに施工を、中部大学が設計段階の基礎分析と実運転時の評価を行った。

関連リンク

株式会社大林組
http://www.obayashi.co.jp/

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