「東京ゲートブリッジ」に大日本塗料の重防食塗料が採用　－２０１２年３月２６日リリース－

２月１２日に開通した東京湾に架かる首都圏最大級の橋「東京ゲートブリッジ」には、大日本塗料株式会社の重防食塗料が採用されている。

超耐候性ふっ素樹脂塗料「Ｖフロン」

東京ゲートブリッジは中央防波堤と若洲海浜公園を結ぶ、桁部分に三角形の鉄骨を組み合わせた「トラス橋」。長さは２，６１８メートルとレインボーブリッジの３倍以上で、都内では最長となる。また、飛行機離着陸のための高さ制限と、大型船舶通過スペースの確保のために生まれたそのユニークな形状から、｢恐竜橋｣とも呼ばれている。
開通後は東京湾臨海部の陸上輸送の緩和と同時に、歩いて渡ることも可能で、海上６０ｍの高さの歩道からは都心のビル群が一望でき、さらに夜間はライトアップされることから、東京の新たなランドマークとして脚光をあびている。
本橋の中央トラス部外面やアプローチ部外面には、東京スカイツリーや明石海峡大橋にも採用され、高い性能と数多くの実績が認められた、同社の超耐候性ふっ素樹脂塗料「Ｖフロン」が塗装され、海からの塩害や太陽光の紫外線などから、長期間美しく護り続ける。

◆塗装仕様
【外面】 ［プライマー］ ゼッタールＯＬ-ＨＢ（厚膜形無機ジンクリッチペイント）
［下塗り］ エポニックス♯３０下塗ＨＢ（厚膜形エポキシ樹脂塗料 下塗）
［中塗り］ Ｖフロン♯１００Ｈ中塗（ふっ素樹脂塗料 中塗）
［上塗り］ Ｖフロン♯１００Ｈ上塗（ふっ素樹脂塗料 上塗）
【内面】 　エポオール♯８０（変性エポキシ樹脂塗料 内面用）

関連リンク

大日本塗料株式会社
http://www.dnt.co.jp/index.html#INDEX