鹿島建設は首都直下型地震を想定したBCP訓練を実施

 

鹿島建設株式会社は、2012年3月10日、東京湾北部を震源とする巨大地震（中央防災会議が想定）が午前7時00分に発生したことを想定したBCP訓練を実施した。

休日発災時の要員の参集や復旧初動活動に関する訓練

休日・夜間に大規模地震が発生した際、同社では災害復旧活動の拠点となる本社・支店・寮などに徒歩参集が可能な社員約700名を1次参集および2次参集の要員に任命している。今回は東日本大震災の教訓から、各拠点が停電、電話等の通信手段が一部断絶、首都圏の公共交通機関は全て不通、主要道路では車両通行規制が行われているという事態を想定し、休日発災時の要員の参集、拠点の立上げ、及び復旧初動活動に関する訓練を実施した。更にこれとあわせ、首都圏在住者のみならず全国の従業員約1万名を対象に、安否確認訓練を同日に実施した。
同社では、毎年9月に業務時間中の発災を想定した訓練、2月に休日・夜間の発災を想定した訓練を実施してきた。このたび東日本大震災を記憶に留めるべく、従来2月に実施していた訓練を、今後は3月11日付近の休日に実施することとした。

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鹿島建設株式会社
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