2011年10月18日10:00 【トピックス】
建築保全センターより保全技術研究会・記念講演会開催のご案内
財団法人 建築保全センターは、平成23年度公共建築月間記念行事「保全技術研究会・記念講演会」を11月17日(木)に開催すると発表した。会場は建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)で、参加費は無料(事前の申し込み必要)。
保全技術研究会
「公共建築の保全評価と施設マネジメント ―主としてエネルギー、事業継続性の視点から―」
東日本大地震による被害は、東北三県だけでなく、関東地方や西日本にまで及んだ。東京でも震度5強で多くの人が初めて大地震を経験しその怖さを実感し、またその後の節電は、現代の便利さは必要なのかを再考するきっかけとなった。このため今年の技術研究会では、特にエネルギー利用、震災後の調査、公共建築におけるBCP・BCM(事業継続計画。事業継続マネジメント)等の地震への備えに関して、研究成果の発表と討論を行い、大規模地震対策に寄与することを期待している。
記念講演会
「建築の保存・活用 文化財から文化資源への視点の転換」
近代の文化遺産は大量に存在し、多様であり、大規模なものも多く、これまでの文化遺産に対する考え方では対処できない。建築の場合、その保存のためには活用が図られなければならない。文化財から文化資源への視点の転換へ今後の発展の方向について、参加者に考えてもらう契機となるような講演を行う。
関連リンク
財団法人 建築保全センター
http://www.bmmc.or.jp/