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日立建機はカーボンオフセット付き林業機械、申請受付200台達成

 日立建機株式会社は、カーボンオフセット付き林業機械の累積台数が、2011年6月現在で200台に到達したと、8月31日発表した。

200台達成時点での累積CO2オフセット量は208.5トン

 同社のカーボンオフセットは、商品の製造時CO2をオフセットするもので、2008年10月建設機械業界で初めて導入した。対象商品はCO2削減運動に寄与できる商品として、まず林業機械から開始した。現在までに情報化施工機械、ハイブリッドショベル、電動ショベルと省エネ性能の高い機種に対象を順次拡大してきた。

 今回200台を達成した林業機械は、森林整備に用いられる林業仕様機、高性能林業機械および木材破砕機などで、製造時発生CO2の1トン~2トンをオフセットしている。2011年4月からはミニショベルの林業仕様機もラインアップに加え、0.5~1トン分のオフセットも行えるスキームを構築した。その結果、200台達成時点での累積CO2オフセット量は208.5トンとなっている。このオフセット量は、例えば杉の成木が1年間に吸収できるCO2は14kg*1)であり、杉の木換算で約1万5千本分が1年間に吸収できるCO2に匹敵する。

 日立建機は、林野庁が国民運動として進める『木づかい運動』への参加登録企業でもあり、昨年12月には「カーボンオフセット付き林業機械の普及活動」を評価され感謝状を受章している。今後もカーボンオフセットを通し地球温暖化防止の啓蒙とステークホルダーとの協働を進めていく所存だ。

関連リンク

日立建機株式会社
http://www.hitachi-kenki.co.jp/index.html

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