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新日鉄、米エクソンモービルが高強度ラインパイプ用鋼管(X120)の敷設溶接技術に関するライセンス供与契約を締結

 新日本製鉄株式会社と米国エクソンモービル・コーポレーション(以下、エクソンモービル)は、エクソンモービルが保有する高強度ラインパイプ用鋼管(米国石油協会規格 X120)の敷設溶接技術について、世界で初めてライセンス供与契約を締結したと、8月10日発表した。

経済性に優れたパイプラインの敷設が可能に

 新日鉄とエクソンモービルが共同開発した高強度ラインパイプ用鋼管(X120)は、一般的なガスパイプラインに使用されているX80規格と比較して1.5倍の強度を有することから、高圧・大径輸送による経済性に優れたパイプラインの敷設が可能となる。
 世界のエネルギー消費が趨勢的に拡大する中、クリーンエネルギーである天然ガスは、今後20年で60%需要が伸びると予測されている。今後の天然ガス開発は、遠隔地化が更に進展することから、コスト競争力のある輸送手段が必要となる。
 新日鉄は、高強度ラインパイプ用鋼管(X120)の提供を通じて、遠隔地ガス田開発の経済性向上に大きく貢献していくだろう。

【問い合わせ先】
 新日鉄 総務部広報センター 03-6867-2146

関連リンク

新日本製鉄株式会社 http://www.nsc.co.jp/

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