2014年02月25日10:00 【トピックス】
建設業、人手不足に即戦力の女性を
読売新聞によれば、建設現場で人手不足が深刻化し、震災の復興事業や2020年の東京五輪・パラリンピックへの影響が心配されるため、日本建設業連合会(日建連)は3月にも、女性労働者の活用推進策をまとめ、会員のゼネコン各社に対して職場環境の整備に積極的に取り組むよう求める。
即戦力として活躍が期待される女性のため、日建連は国土交通省に対しても、女性用トイレなどの環境整備の予算を公共工事費に含められるようにする支援策を要望する。
更に、女性向けの技能研修制度などを要望する方針だ。
具体策として、女性が働きやすいように、建設現場に更衣室や託児所を設け、時差出勤・帰宅を認めやすくして子育て両立を目指す。
更に、作業服やヘルメットのサイズをきめ細かく用意する。
高所で作業する「とび工」や、コンクリートを流し込む枠を造る「型枠工」などが建設業に従事する女性の代表的な職種だが、全体の2.7%にとどまると言われている。
関連リンク
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20140219-OYT8T00462.htm