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北海製缶のサイレン、20年ぶり修理

北海道新聞によれば、今年1月6日の仕事始めの日に故障した北海製缶小樽工場(色内3)のサイレンの修理が完了した。

本工場屋上に1931年(昭和6年)に設置された高さ1・5メートルのアルミ製のサイレンは、「製缶のポー」として市民に親しまれてきた。
モーターで装置を回転させてサイレン内部に空気を送り込み、笛のように音を鳴らす仕組みのサイレンは、工場が稼働する平日を中心に社員に始業や終業時間などを知らせるため、午前7時半から午後4時半まで計5回鳴っていた。

同工場が、クレーンでサイレンを下ろして分解修理した。
同社は「空気の通り道に氷か、外れていたナット数個が挟まり、音が出なくなっていたようだ。

故障後、サイレンを時報代わりにしている市民の問い合わせが相次ぎ、北海製缶だけのサイレンでないことにあらためて気付かされた。
今回、20年ぶりにメンテナンスし、多くの部品も交換したので、これからも末永くサイレンの音をかわいがってほしい」とコメントした。

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北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/518656.html

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