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三菱重工業と学校法人千葉工業大学 原子力分野向けロボットで技術協力協定

三菱重工業株式会社(本社:東京都港区、社長:宮永俊一、以下、三菱重工)と学校法人千葉工業大学(本部:千葉県習志野市、理事長:瀬戸熊修、以下、千葉工大)は、原子力分野向けロボットを共同で開発・生産していくことで合意し、技術協力協定を締結したことを発表した。

その第一弾として、三菱重工は千葉工大が独自に開発した新型ロボット「櫻弐號(サクラニゴウ)」の技術提供を受け、同ロボットを生産・販売する計画となっている。

櫻弐號は、千葉工大の原子力対応ロボット「Quince(クインス)」の知見をベースに開発した、原子力発電所などの過酷な環境下で作業可能なロボット。
自重47.5kgで60kgまでの重量物を搭載して毎時1.5kmで走行し、傾斜45度の階段の昇降を行うことができるのが特徴で、本体の除染を考慮した防塵・防水構造となっている。

また、オプションのロボットアームに広角カメラを取り付けることにより高所や狭隘空間での情報収集が可能となるほか、ガレキ撤去やサンプル収集などの軽作業を行うことができる。

関連リンク

三菱重工業株式会社
http://www.mhi.co.jp/

学校法人千葉工業大学
http://www.it-chiba.ac.jp/

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