2013年07月05日10:00 【トピックス】
清水建設、手軽なアスベスト除去工法「アストリサン」を開発
環境ビジネスオンラインによれば、清水建設は、アスベストを手軽に除去できる工法「アストリサン」を開発したと発表した。
同社は超高層ビル解体・改修工事の受注を目指し、鉄骨の柱・梁に固着しているアスベストの表面に高圧有機酸を吹き付けることで、アスベストを手軽に除去できる同工法をアピールしていく。
この工法による除去作業は、粉じんの飛散量が極めて少なく環境にやさしいこと、騒音・振動を大幅に低減できることが利点で有機酸を噴射する専用ガンによりアスベストを切り取っていくという形で進められる。
また剥離したアスベスト吹付材の回収が簡単でアスベストを含む吹付材の除去・回収効率が高く、かつ作業計画が柔軟に行える。
同工法はアスベスト除去費用を従来工法に比べて2割程度削減できる見込みである。
関連リンク
環境ビジネスオンライン
http://www.kankyo-business.jp/news/005148.php