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ホンダと産総研が開発した高所調査用ロボットが稼働開始

財経新聞によれば、ホンダと独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)は「高所調査用ロボット」を共同で開発した。

同ロボットは東京電力の福島第一原子力発電所向けに、遠隔操作で原子炉建屋内1階高所の狭い箇所などの構造把握と現場調査を行うために開発され、建屋内での稼働を予定している。

同ロボットの上部に設置した調査用アームロボット部分をホンダが、クローラー式高所作業台車を産総研が担当し、東京電力から提供された現場についての情報をもとに、ニーズに適合する開発を進めてきた。

調査用アームロボットには、ホンダがヒューマノイドロボット「ASIMO」の開発で培った技術が応用されており、原子炉建屋内の構造物が入り組んだ状況でも、多数の関節を同時に制御することで隠れていて見えない対象物も容易に捕捉できる。

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財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20130617/136401.html

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