2013年04月24日10:00 【トピックス】
リンゴの摘果用ハサミ開発
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農業・生物系特定産業技術研究機構によれば、独)農研機構 生研センターでは、岩手県農業研究センター、株式会社サボテンと共同で、3枚刃構造で摘果部に挿入しやすく、一度の開閉動作で多くの果梗を切断できリンゴの全摘果に適してる新しい摘果ハサミを開発した。
リンゴの摘果には、果そうの中の果実1個を残す一輪摘果と、果実全てを摘果する全摘果があり、全摘果が全体の6~7割を占めています。
また同製品は一輪摘果で慣行ハサミと同等の使いやすさを維持しながら慣行ハサミによる摘果よりハサミの開閉回数が30%少なく、開閉操作力は慣行と同じであることから摘果作業を15%効率化できる。
リンゴの摘果以外にも他の園芸作物全般に利用できる可能性があり平成25年度中に市販化予定。
関連リンク
農業・生物系特定産業技術研究機構
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/brain/046388.html