2013年04月09日10:00 【トピックス】
道管理のトンネル、100本点検66本で異常「当面は問題なし」
北海道新聞によれば、北海道は道管理のトンネル100本を緊急点検した結果、66本でボルトの腐食などの異常が見つかったことを明らかにした。
緊急点検は山梨県の中央自動車道笹子トンネルで昨年12月、天井板崩落事故を受けたもので、高所作業車を使い、作業員が内部の換気設備や照明のボルト、壁面パネルなどを、たたいたり触ったりして、異常がないか確認した結果、設備の落下など当面の安全上の問題はなく、天井板崩落事故現場と同じ構造のトンネルではないとのことだ。
道は9人が死亡した事故後から今年3月末までに、トンネル全112本のうち冬季通行止め中の12本を除いて点検した。