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香川県、セメント処理業者と契約

四国新聞によれば、香川県は福岡県苅田町の三菱マテリアル九州工場と辰巳商会に対し単独随意契約を結び、豊島の産廃直下汚染土壌650トンを「セメント原料化」処理するために、3月24日から搬出を開始する予定であることを明らかにした。

同処理の契約期間はともに2017年3月31日までで、当初は汚染土壌約7万トンを大津市で水洗浄処理する計画だった。
しかし、地元住民らの反対を受け昨年5月に県が断念し土壌の質や処理費用、処理施設がある地元の状況などを踏まえ、セメント原料化で実施する方針を決定していた。

処理費は予定通り1トン当たり1万500円で輸送費は同3千円を予定していた。
しかし掘削済みの5500トンは同2499円、残りの約6万5千トンは1964円で契約した。
県廃棄物対策課は「掘削済み土壌はクレーンで船に積み込むが、残りはベルトコンベヤーを使うため荷役作業分のコストが下がった」とコメントした。

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四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130222000201

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