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大林組の常温で固まるスリムクリートが土木学会の技術評価証を取得

大林組と宇部興産の共同開発による超高強度繊維補強コンクリート「スリムクリート」が、3月15日に土木学会から技術評価証を取得した。

強度が非常に高いので鉄筋を不要とすることも可能

従来の超高強度繊維補強コンクリートは、熱養生が必要なため設備の整った工場での製造が必要だった。スリムクリートは、常温での養生が可能なため現場で施工でき、そのうえ一般的なコンクリートの8倍以上の強度(圧縮強度180N/mm2以上、引張強度8.8N/mm2以上)がある。
スリムクリートの特性や耐久性が土木学会の指針で示されている水準と同等で、指針に準拠して設計ができること、また施工マニュアルが適切であることが確認され、今回の技術評価となった。
写真はスリムクリートを適用した大林組技術研究所内のブリッジ。強度が非常に高いので鉄筋が不要となり、重量を一般的なコンクリートに比べて約65%に低減できた。

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株式会社大林組
http://www.obayashi.co.jp/

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