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清水建設~ecoBCPの提案力強化に向け、技術研究所の整備計画が始動~

清水建設は、ecoBCPの提案力強化に向け、東北地方太平洋沖地震で得た教訓をいち早く研究活動に反映していくために、技術研究所内の3棟の研究施設を建て替える。
本年4月に多目的実験棟と材料実験棟、13年2月に振動実験棟の建て替えに着手し、それぞれ12年12月と14年9月に完成する予定だ。

設備の破壊プロセスを検証するとともに対策の研究に取り組む

整備の目玉は、振動実験棟に代替する先端地震防災研究棟(S造、地上2階地下2階建て、延床1,843m2)の建設。この研究棟には、最先端の大型振動台と大振幅振動台を設置する。大型振動台は業界最大の縦・横7m、再現できる地震のゆれの加速度と変位は3,000ガル、80cmとそれぞれ世界最高水準であり、内陸直下型や海溝型などさまざまな地震による揺れを再現でる。一方の大振幅振動台は縦・横3mで、長周期の揺れの再現が可能。これらの実験設備を活用することにより、建物の構造部材はもとより、今回の地震で多くの被害が報告された仕上げ材や設備の破壊プロセスを検証するとともに、その対策技術の研究開発に取り組み、成果をecoBCP提案に反映させていく考えだ。

関連リンク

清水建設株式会社
http://www.shimz.co.jp/index.html

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