2012年03月05日10:00 【トピックス】
日立建機、マイニング機械のグローバル生産能力を増強
日立建機株式会社は、大型・超大型油圧ショベルやダンプトラックといった鉱山(マイニング)向け建設機械の生産能力を大幅に引き上げるため、茨城県ひたちなか市にある2つの工場の拡張、ならびに新工場建設に着手することを決定した。さらに、海外生産工場(インドネシア、カナダ)でも増産投資を実施する。
今までにない新しい考えを取り入れた新工場を建設
茨城県ひたちなか市にある、鉱山機械本体の生産を行う常陸那珂臨港工場内に工場を増築するとともに、隣接の港湾用地(78,312㎡)を取得の上、新工場を建設する。また、同市の鉱山機械用コンポーネント(減速機などの基幹部品)を製造する常陸那珂工場でも同様に工場を増築。さらに隣接する国有地(224,335㎡)を取得し、今までにない新しい考えを取り入れた新工場を建設する。この新工場では、常陸那珂工場で生産した部品を搬入し、本体組立に適した一定のモジュール(ひとまとまりの機能を持つ構成部品)に組み付けする。
海外生産工場であるインドネシア、カナダにおいても増産投資を実施し、グローバルな生産合理化と生産能力増強を図っていく。