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戸田建設は首都直下地震を想定した総合震災訓練を実施

戸田建設株式会社は、12月17日(土)に事業継続計画(BCP)に基づく総合震災訓練を実施した。朝7時30分に首都直下地震(マグニチュード7.3の東京湾北部地震)が発生したと想定し、本社及び関東地域に事業拠点を置く5支店(東京、千葉、関東、横浜、国際支店)、関係会社、協力会社を含む総勢約11,000名が参加して行った。

シナリオを事前に明かさないブラインド訓練

同社では、2006年7月に大規模地震災害におけるBCPを策定し、総合震災訓練を通じて、実効性の検証にあたってきた。第7回目となる今回の訓練では東日本大震災での経験を踏まえ、実災害への対応力の向上を目的に、シナリオを事前に明かさないブラインド訓練を取り入れ、地震発生後48時間以内における役職員の行動及び対応を確認した。

1.社員安否確認の実施
今回の訓練より、社員安否に加え、その家族の安否確認も仕組みに取り入れた。

2.社有施設・近隣家屋の被災調査の実施
被災調査要員による災害時参集拠点地(一次拠点地)における施設(9カ所)及び本社社屋近隣家屋に対する応急危険度判定調査を実施した。

3.情報システムの活用
同社にて構築した災害復旧支援システム『TIP-DR』『DR-Map』を活用して、効率的な情報集約、応急復旧措置の検討などの訓練を実施した。

4.作業所、竣工物件に対する応急復旧活動
ブラインド訓練として被災想定作業所(二次災害の可能性がある作業所)、救援要請物件(お客さまより、当社災害対策本部に対して救援要請があった竣工物件)を指定し、支援作業所及び協力会社と連携して、作業指示及び人員派遣等の訓練を実施した。

関連リンク

戸田建設株式会社
http://www.toda.co.jp/index.html

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